新たな練習をする前に自分の身体が過剰練習で酸化していると知ろう
野球選手の練習の過酷さは大昔から有名です。
練習の内容だけでなく、練習時間に至るまで、世界中探してもトップレベルの過酷さを持ってます。
練習の内容はただ辛く、野球が上手くなることに直結せず、体を酷使することを目的とした練習が存在するほどです。
また、ミスをした罰ゲームの要素が強い練習ばかりが目立ってしまいます。
しかし、一度試合を見てみるとどうでしょう。
夏の太陽が降り注ぐ中でのプレーは体力を奪われるものの、試合の中で息を切らしてまで身体を動かすことはほんの数回ではないでしょうか。
サッカーやバスケットボールのような有酸素運動は極めて稀なスポーツです。
それにも関わらず、ただただ辛い練習に、よって精神力を鍛えるような名目で継続します。
そんな練習を続ける野球の練習は、怪我や故障をするためにやっているといっても過言ではありません。
野球の練習は野球が上手くなるための要素のみで構成されなけれななりません。
とはいえ、各選手だけの一存で決められない業界なのが野球界なので、何らかの対策を考える必要性がでてきます(自分を貫く勇気をもっていれば周りを無視してでも辞めるべき)。
では、周りに合わせながらもできるような対策は何でしょうか。
それは、
身体が酸化してしまっている状態を防ぐこと
です。
野球界は疲労が蓄積していく(酸化していく)ことで発生するような故障が大半です(『野球肩とは肩関節の障害のことです ~野球選手の故障の9割は障害』)。
そんな故障の最たる例が野球肩です。
これは反対に言えば、野球肩を防ぐためには身体が酸化しないように気をつけることで対策ができるということです。
肩の故障だからといって走り込みを続け下半身を酷使するのもかなり危険な行為です。
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