野球選手の身体を支えているはずのライス療法の落とし穴
RICE(ライス)療法という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
野球選手にとっては馴染みが薄いかもしれませんが、野球選手ほどライRICE療法を活用しているスポーツ選手はいないでしょう。
RICE療法とは、故障や怪我への一般的な処置方法として、医療現場でもスポーツの現場でも活用されています。
もっぱら最近では、医療現場よりもスポーツ界での活用が一般的になってます。
RICE療法の野球界における典型的なもので言えば、アイシングでしょう(『アイシング不要論~アイシングをした末路と野球肩への効果』)。
では、RICE療法とは具体的に何なのかを解説していきたいと思います。
と、なぜ野球選手にこのような医療的な知識をお伝えするのかというと、
RICE療法には野球選手としての落とし穴があるから
です。
スポーツに関わる医療関係者の中では、基本的にRICE療法しか選択肢がないため、適切な情報を教えてもらえる環境にありません。
自分の身は自分で守るではありませんが、自分たちに施される処置方法ぐらい自分で内容を理解しておきましょう。