アイシング

野球選手の身体を支えているはずのライス療法の落とし穴

RICE療法の落とし穴

「安静」にしておくことは、まずはよしとしましょう。

人間の自然治癒の力は絶大です。

しかし、「冷やす」という処置はどうでしょうか。

患部が炎症すると、血流が増し、患部の温度が熱くなります。

患部が熱くなると、細胞が活発化されるため痛みが増します。

さらに、炎症細胞が集まってくるため、組織的な痛みを感じる部分が増えてきます。

しかし、ここには忘れてはいけない身体の機能があります。

それは、

炎症と痛みによって修復細胞も増えること

です。

つまり、

炎症や痛みは身体が治そうとしている機能の一部

だということです。

それにも関わらず、アイシングによって痛みを抑えてしまうとどうなるのでしょうか。

答えは簡単で、アイシングが患部の修復を遅らせてしまっています。

これは、「圧迫」にも言えることです。

「圧迫」は、患部を圧迫することで患部の「腫れ」を抑えることを目的としています。

では、「腫れ」とは何でしょうか。

「腫れ」とは、何らかの問題が発生した時に、患部に集まった血液などの水分です。

では、その「腫れ」を抑えるとどのようなことが起きるでしょうか。

当然ながら血液が抑止され、それと同時に回復物質も阻害されます。

「挙上」にかんしても同様のことが言えます。

重力を利用し、血液を心臓の方へ戻す作用を促進させることで、痛みを感じる物質などを患部へと届きにくくすることを目的としています。

しかし「拳上」も、修復物質の運搬を減少させていることを意味しています。

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