野球肩が治らないのはアイシングが対策になっていると思っているから
野球肩が治りにくい故障として存在している理由には様々なものがありますが、中でも大きい理由をつくっているものがあります。
それは、
アイシングが野球肩や疲労対策になっているという誤解
です。
結論から言えば、
野球肩を本気で防ぎたいならばアイシングは不要
です。
冷やすよりも温めた方が良いのは明らかです（『野球肩を本気で防ぎたいなら肩を温めた方が良いのは当たり前／アンチアイシング』）。
アイシングがなぜ効果がないのか・・・については過去の記事で記しているのでそちらでご確認ください（『アイシング不要論～アイシングをした末路と野球肩への効果』）。
アイシング不要かどうかより、ここでは大切なハナシをしたいと思います。
それは
野球界にアイシングが本当に必要であるのかどうか自分自身で検証してみた人がほとんどいないこと
です。
検証する方法は簡単です。
アイシングをやる時とやらない時の調子の変化を見ればいいだけです。
ただし、投球直後のハナシをしているわけではなく、翌日や１週間後のハナシをしています。
温めた方がいいのか、冷やした方がいいのかは簡単に自分で検証すれば分かるはずです。
ちなみにですが、あなたがアイシングをやっている（やらせている）根拠は何でしょうか？
アイシングが効果的であると医療関係者が伝える根拠のことではありません。
あなたがその根拠を信じている理由です。
恐らくその大半は「皆がやっているから」、「人が良いと言っていたから」というものばかりでしょう。
医療従事者が根拠としている理由も疑わしい状況ですが、せめてその根拠を説明できるだけでもましな方でしょう。
野球界から野球肩で野球人生を終えてしまう選手が一向に減らない理由として、アイシングの例が分かりやすいものの、最大の要因は考えなしに練習内容やケア方法を選択してしまっている選手自身や指導者が存在しているからというのを忘れてはいけません。
野球肩や肩関節について学びたい方は以下の記事をご参考ください。
『肩を痛める理由と原因～野球肩の痛みがとれない本当のトコロ～』
『野球肩まとめ２』
現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。
そこで「野球肩革命所」では「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」を立ち上げることにしました。
「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。
一人では高額な「トレーナー」を雇うことが困難でも、「チーム単位」で行えば一人当たりは低料金で取り入れることができます。
本気でプロを目指し、本気でサポートしていきたいと考えるのであれば、早くからやればやるほど効果的です。
これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。
お問い合わせはコチラまで（「野球肩革命所チームトレーナーPJ受付フォーム」）