野球界の練習は一から全て見直した方が上手くなる
これからの野球界の盛り上がり、規格外の選手を生み出していくために必要なことがあります。
それは
現在行っている野球界の練習の常識を全て一から見直すこと
です。
これは決して極端な話をしているわけではありません。
キャッチボール一つ、素振り一つにとっても本当に野球選手にとって必要なことなのかを考えるぐらいの抜本的な考え方の変化が必要です。
野球界の練習は何十年も前から大まかな流れが変わっていません。
野手で言えば、ウォーミングアップから始まり、キャッチボール、ノックまたはバッティング、トレーニング、クールダウンの基本的な流れがあり、時期によってチームプレーやサインプレーの練習を行います。
投手であれば、ブルペンでのピッチング練習に、ランニングなどのトレーニング、たまにバッティングピッチャーや、シートバッティングや紅白戦といった流れが自然です。
しかし、
本当にこの常識的な流れが野球選手にとってベストなのか
と考えたことはあるでしょうか。
これらの練習の中には、明らかに無駄な練習が多数存在しています。
そして明らかに練習時間が長すぎます。
しかも、何らかの失敗や試合での敗戦があれば、ただでさえ長く苦しい練習時間に付け加えた練習やトレーニングを行います。
これからの野球選手たちのことを本気で考えるのであれば、一から全てをみなすぐらいの姿勢でないと何も変わりません。
一つ一つの練習がどうであるのかを考える以前に、練習の目的とは具体的に何なのかを考えるレベルまで野球界の練習を考え直す必要があります。
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