野球選手は時間が有限であることを忘れる
一度冷静になって考えてみてください。
自分の「野球人生の長さ」についてです。
考えてみれば、野球ができる寿命って短いと思いませんか?
人間は、最近では80年間近く生きることができます。
その中で野球ができる時間はどれぐらいあるでしょうか。
アマチュア野球を含め、職業として野球ができる選手は、野球人口の1%にも満たないでしょう。
しかし職業としてやれたとしても40歳までプレーが続けられる選手なんてさらに狭き門です。
つまり大半は18歳前後には本格的な野球から離れてしまっていることになります。
たった10~20年ぐらいしか、自分の意思で本格的な野球をやることができません。
この野球人生の短さを前提として、現在の野球への取り組み方を考えてみましょう。
本当に今の時間配分での練習や取り組み方で問題ないでしょうか。
口ではほとんどの野球人が「夢はプロ野球選手」と言っています。
しかし現実は、かなりの狭き門をくぐり抜けるだけのリアルな時間配分なんで考えていません。
時間が有限であることを忘れ、ただ一日の練習の中にたくさんの練習を詰め込み、それらの練習の内容の効果が検証されることがありません。
何が無駄な練習で、何が効果のある練習なのか、そしてその効果の内容、デメリットになる内容について説明することができません。
明らかに
野球界の練習内容は非効率
です。