投手に必要なことは正しいフォームではありません。
一般的にシャドーピッチングはトータルで1~2秒ほどで1回スローイングしていると思います。
この1回のスローイングを3~5分かけて行うシャドーピッチングをおススメします。
その際に、体の一つ一つの部分を意識しながら、自分の身体の感覚を一つ一つ知っていきましょう。
自分のフォームというのは染みついてしまっているものなので、簡単に変化させることなんてできません。
問題は目で見えるフォームではなく、
自分の感覚と実際の動きとのズレ
です。
そのズレを一つずつ確認していく作業に、超スローで行う「シャドーピッチング」が適しています。
人から言われたアドバイスや一般的な常識は無視して、自分の感覚を優先しましょう。
究極のスローモーションで行う「シャドーピッチング」の中で得た感覚は、誰にも批判されるものであってはなりません。
「シャドーピッチング」の中で感じたことを指針に、自分の身体に対して変化を加えていきましょう。
その変化が思った方向に行かなければ、再び超スローのシャドーピッチングの中からヒントを得て変化を加えていきましょう。
それらの変化の連続で、野球選手は上達していきます。
超スローのシャドーピッチングを1日10回程度、トータルで1時間程度行えば新たな発見がたくさんでてくるでしょう。
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