野球選手にとって科学的根拠ほど危ない考え方はない

野球選手は自分自身で検証する姿勢が大切

科学には常に優性側と劣勢側に分かれます。

それなのに、優位性がある方は100%正しいと言われます。

これでは怪我はまず減りませんし、まず治りません。

両方が必ず存在し、優位側なのかその反対側なのかということを常に考えて、起きた事象を捉えていかなければなりません。

科学的根拠が正しいのではなく、科学的には把握できないことも実は存在するという捉え方が重要です。

なにか矛盾を感じた時に、その根本原因を探せるような野球選手になれれば、様々な強さが身につきます。

「科学的根拠」と、「科学的根拠はないけれど確かにあるもの」のちょうど間をしっかりと見極めましょう。

そして、「どのように体を動かしたらいいのか」、「どんな練習をどのように取り入れていけばいいのか」といったところを選手自身がそれぞれの感覚で感じ取ってもらいたいですね。

科学的は大切ですが100%ではないことを理解して何事もチョイスできるような考え方を柔軟に保てるといいですね。

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