投手が投げるストレートのスナップについて
今回の記事では「変化球」について記してきましたが、追加で似たような話があるので記してきます。
それは、「ストレート」の時の「スナップ」についてです。
「スナップ」をきかせると「キレ」のある「ストレート」が投げられると言われています。
何か気づかれました?
そうです。
スナップなんて投球時には使っていません。
つまり、「トレーニング」で「手首」を鍛える運動も不要で、「スナップ」を意識していると、逆にどんどん投げにくくなっていきます。
なぜこのような誤解が生まれてしまっているのかというと
実際の現場において、投球に関して「どれくらい手首が重要」で「どう使っているか」などを検証する指導者は少ない
ことが大きな理由です。
また、実際にプレーヤーとして一線で頑張った選手でさえ、指導になると「スナップを使え、変化球は手首を捻って」と教えていることも少なくはありません。
教科書などの内容と、実際の体の動きの誤差をどのように理解し、実際の現場指導に落とし込んでいけるかが今後のポイントになってくるでしょう。
考え方を一新して新しい考え方で取り組む必要がありますね。
とにかく変化球の時に手首を捻るのはやめましょう。
そんなことしなくても変化します。
反対に「手首」を固定した状態で変化する方法を探しましょう。
野球肩や肩関節について学びたい方は以下の記事をご参考ください。
『肩を痛める理由と原因~野球肩の痛みがとれない本当のトコロ~』
『野球肩まとめ2』
現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。
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これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。
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