投手にスナップは必要ない

投手にスナップは必要ない

野球選手であれば必ず「投げる」という動作を行います。

そんな時に周囲からこんな声をかけられないでしょうか。

それは、

スナップを使って投げろ!

というものです。

必ず一度は言われたことがあるはずです。

そして、実際に投げている本人も「スナップ」を使っていると思っている選手も少なくはないでしょう。

でもこれは、

人間の身体の構造上からいってありえません。

「スナップ」に関して確かめる方法は簡単です。

「肘」をどこかに「固定」した状態で「スナップ」だけを使って「ボール」を投げてみてください。

どうですか?

意外と難しいことに気づきませんか?

次に、同じ手首の使い方で「キャッチボール」をしてみましょう。

とんでもないところに「ボール」が飛んで行きませんか?

これを仮に全力で行ったら・・・もうこれ以上は説明の必要がないでしょう。

つまり

実際にはスナップを使ってボールを投げることはありませんし、まず投げることもできません。

それなのに、スナップを使って投げろというのは身体の構造について何も知らずに行っている証拠です。

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