野球界は変革期にある
野球をプレイヤーとして職業とするまで経験し、その後に医学的な知識をもった立場として野球界に関わり感じていることがあります。
それは、
現在の野球界は変革期にある
ということです。
むしろ変化せざるを得ない状況になっていると言えます。
現在の野球現場では混沌とした状態が続いているように感じます。
指導者は、選手をどのように育てればいいのか分からなくなっています。
反対に選手は、何を信じて練習すればいいのか分からない状態になってはいないでしょうか。
そんな状況をつくっている原因の一つに、情報化社会による情報の取得が容易になったことが考えられます。
本日の記事では、指導者と選手がお互いの立場を理解し、野球界全体の技術が向上していくために必要な考え方について記したいと思います。
しかし大前提として、
言っていることの正否は別としても関係者全員が選手の成長を望んでいる
ということは忘れてはなりません。
それは指導者であれ、プレイヤーである選手本人であれ、すべての野球選手が目指しているということは否定してはならないと思います。