野球肩の痛みは野球選手にしか分からないから治らない

私が野球肩になった時のすべて

私は22歳の時に、

・右肩腱板炎・右肩滑液包面断裂・右肩腱板機能不全・右肩腱板関節面断裂

という傷害を背負いました。

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結果的に手術という選択をしたわけですが、今回はその証拠に、私の肩関節の内部をお見せいたします。

見たくない人はこのまま閉じてください。

矢印などである程度判りやすくなっていますのでどうぞ遠慮なくご覧になってください。

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これらが一般的に野球肩と言われる症状の数々です。笑

ちなみにこの内視鏡は肩を痛めてから3ヶ月ほどノースローを行った後の肩関節の状態です(つまりんースローに大した意味はない)。

上腕骨と棘下(キョクカ)筋が剥がれ、赤く炎症しているのがわかります。

この炎症状態は、ほおっておいて回復する類のものではないので、野球を辞めてもほぼずっと続きます。

手術をし、ボールの球速は元通りになったものの、投球時には痛みが残り、実際に今でも痛みは残っています。

そして、すぐに再発して引退です。

なぜ手術をしたのにも関わらず治らなかったのでしょうか。

治ったといえば治ったのですが、野球選手としては再発するのであれば、ほとんど意味がありません。

再発する最大の理由は

医師が見ている完治と野球選手が思っている完治にずれがあるから

です。

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