野球肩|肩関節の「ハリ」と「痛み」の見分け方
それでは、自分の「肩」が「ハリ」なのか「痛み」なのかを判別する方法をご紹介致します。
簡単な方法なので違和感がある人は今すぐやってください。
まずは床に仰向けに寝ます。
次に両腕をバンザイした状態に移行しましょう。
この時の、投球する側の腕は床や地面から接地することなく、また耳との間にも開きが生まれる傾向にあると思いますができるだけ同じポジションまでもっていきましょう。
この仰向けでバンザイした状態の時に「心地よさ」や「気持ち良さ」を感じるのであれば、それは「ハリ」の可能性が高いでしょう。
しかし、投球しない腕があるポジションまで投球する側の腕を持って行った時に、「力を抜くのが怖く感じる」や「何か嫌な感じがする」、「ピンポイントで痛みが出る」、「肩関節の中の方が痛い」といった場合は「痛み」の可能性が高いでしょう。
もし、このチェックで「痛み」の可能性が高い人は、すぐに専門家に見てもらわなければ取り返しのつかない状況になる可能性が高いです。
肩関節の「痛み」、「ハリ」の判別は早期にすべきです。
「ハッているだけ・・・と思っていたのに、実は痛みだった・・・」ということは野球界で良くあるハナシです。
チーム内に隠しておきたい事情がある場合もあると思います。
また本人に自覚がないケースすらあります。
初めて肩を「痛めた」選手に多く見受けられますが、致命的な状態になることもありますので要注意です。
野球肩はひとたび陥ってしまうと簡単に抜け出すことができない故障です(『野球肩は治らないという覚悟を持って身体のケアをしていますか?』)。
他にもチェック方法をご紹介しているので定期的にチェックするようにしましょう(『野球肩を未然に防ぐための肩関節のチェック方法』)。
ケアの方法やケアをしながらパフォーマンスを向上させていく情報はこちらをご確認ください(『野野球肩が治らない人は必読~対処法・予防法まとめ~』)。