野球選手に必要なことは自分でケアするという自覚
痛みを言い出せない負の状況に陥らない方法は簡単です。
それは
故障しないこと
です。
とさらっと書きましたが「故障しないこと」が難しいから多くの人が苦しんでいるわけです。
しかし、この「故障しないこと」も実は野球がノンコンタクトスポーツであることを考えればそこまで難しいことではありません。
野球界全体で準備を怠っているだけにすぎません。
なるべく故障をしないためには、どうすればいいのでしょうか。
トレーナーを雇えば解決するでしょうか。
それとも腕の良い医者に頻繁に通えばいいのでしょうか。
選手生命を脅かすような故障をされた方は分かると思いますが、トレーナーや医者といった選択肢はあまりおススメしません。
当然、身に寄り添って、実際の故障者への施術経験をもった上で、選手の気持ちを理解しようと動いてはくれます。
しかし、その大半は実際の故障経験者でなかったり、同じように気持ちを理解できることもありません（『野球肩が完治しにくいのは誤診が多いからって知ってた？』）。
つまり、身体を故障させないためには、自分でケアするほかありません。
ケアとは治療を意味しているわけではありません（できるに越したことはありませんが）。
治療してくれる人を自分の足で探すこともケアの一つです。
また、自分の身体の構造がどうなっているのか自分で調べ、自分で検証するといった身体に関わるすべてのことを意味しています。