身体のケアは技術の向上にも必ずつながる
そんなケアの時間があるなら、もっと野球の練習をして上達したいと思うかもしれません。
しかし、本当の意味での身体のケアは単なる保険的なものではありません。
本気で自分の身体のメンテナンスについて理解を深めると、単純に故障の予防だけでなく、技術の向上にも必ず繋がります。
むしろ、現状のようにライバル達が学んでいないのであればチャンスともいえるでしょう。
身体の構造を知ることで、目的や個々の身体にあったトレーニング方法を発見したり生み出したりすることができます。
野球肩のような野球の故障は一度してしまうと簡単には治りません。
さらに言い出すことができないため、早期回復も望めない上、どんな故障でも悪化しやすい環境です。
本来はそんな環境が変わることが望ましいのですが、周囲に頼っていてはどうすることもできません。
その結果、
自分の身は自分で守るしかない
という状況になっています。
厳しいことを言うようですが、上達するためには自分で上達するしかありません。
故障をしないで長く野球を続けようと思ったら自分でケアを考えるしかありません。
野球選手は辛い状況にあるかもしれませんが、これが現実なので受け入れて進むしかありません。