野球肩になる日は突然ではない
では肩甲レベルが1~7までの間はどういう状態なのでしょうか。
この期間というのは、徐々に疲労や負荷が蓄積されている状態です。
そして、突然「痛み」となって肩関節を襲います。
こういったタイプの故障のことを「障害」と言います(『野球肩とは肩関節の障害のことです ~野球選手の故障の9割は障害』)。
肩関節に痛みが出るのはあくまで最終的な結果です。
投球動作は全身運動なので、ボールを投球するまでに、様々な関節や筋肉、骨格に負荷を与えながら動作を完了しています。
投手がボールを投げる時に100の力を持っているとして、最終的にボールへと伝わる力が50だったとしたら、残りの50はどこかに負荷がかかってしまっているということです。
その負荷の全てが肩関節にかかるわけではありませんが、肩関節は便利な関節であるため、無理をさせやすい身体の部位です。
そのため、多くの負荷が肩関節にかかってしまえば、まっさきに野球肩となって痛みが発症してしまっています。
野球肩を痛みが出た瞬間と捉えると今まで通りですが、野球肩の原因を追究していくと野球肩は突然始まっているわけではありません。