野球肩を治療する前に投手の肩は休むだけでは完全回復しないことを知ろう。

肩に限らず筋肉は血液が流れなければ回復しません

野球選手は疲労が回復するメカニズムの根本的な部分から勉強する必要があります。

肩関節に限らず、筋肉を修復するためには、血液が修復物質を運ぶ必要があります。

しかし、肩関節のすべての血管に血液が通っているわけではなく、血液が流れにくい血管も多く存在しています。

そもそも流れにくい血管に対して、さらなる負荷をかけている行為が「投球動作」です。

その結果は言わなくても分かるでしょう。

すぐに血液が流れない状態を創り上げてしまいます。

そのため、血液が流れにくい血管に対しても血液を送り込ませるようなきっかけが必要です。

血液が流れていない状態でいくら放置していても疲労は回復しません。

そのため、単純に身体を休めているだけでは100%の疲労回復はできません。

ちなみに、野球肩の対策としてインナーマッスルを鍛えるというハナシがyく出てきます。

ただし、血流の観点から見れば、これもまた危険な行為だと理解してください。

インナーマッスルは、

血管分布がもともと少なく暖まりにくく冷めやすいという特徴を持っているため、疲労しやすければ疲労の回復も遅い

傾向にあります。

さらに言えば、そもそもインナーマッスルは鍛えるようなタイプの筋肉ではなく、適切に動くことで肩関節を安定させる筋肉です(『インナーマッスルは鍛えるものではない』)。

投手は通常の生活では考えられないような負担を肩関節にかけています。

本日の記事の内容を理解した上で、自分の肩のことを知る必要があります。


現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。

そこで「野球肩革命所」では「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」を立ち上げることにしました。

「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。

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