野球選手に筋トレがいらない理由
ではここで、先ほど記した身体の役割を元に「筋トレ」という動作について考えてみてください。
「筋肉」はなんのためについているのか覚えていますか?
「関節運動」を起こすためです。
「関節運動」を起こすために筋肉は付いています。
そして、神経の指令によって動いています。
つまり、「骨」を動かすために「筋肉」が「神経」と「骨」を仲介(橋渡し)しているようなイメージです。
「筋肉」の主だった作業は仲介です。
本来は、必要なことはしますが、不要なことはしません。
そしてここで、当たり前すぎて忘れてしまいがちな重要な知識があります。
それは、
一つの「動作」は一つの「筋肉」だけで成り立っているわけではないこと
です。
もっと言えば「筋肉」だけではなく「神経」も「骨」も「関節」も限りなくたくさん総動員して「動作」を実現しています。
野球選手の「動作」ともなれば、いくつの「筋肉」が働いているのか分かったものではありません。
そろそろ気づいた方もいらっしゃるでしょう。
こんなに複雑に絡み合った連動性で「動作」が出来上がっているのに、一部の「筋肉」を鍛えても大して意味がありません。
むしろ、一部の筋肉だけを強めてしまえば連動性は低下します。
これ以上広げてしまうと分かりにくくなるので最後にしますが、ここに記したのは人間一般論のハナシです。
本来、皆さんが考えなければいけないのは、
これらの知識を大前提として人それぞれ必要なことが違ってくる
ということです。
少なくとも皆が筋トレしているから同じ量をしなければいけないなんてバカな考え方はあり得ません。
今や様々な所でやる気があれば簡単に情報を集められる時代です。
これまで野球界は人間の身体について勉強することを怠ってきました。
今まではそれでよかったかもしれませんが、これからの野球界を考えていくと必ず身体の知識を学ぶ機会を持たなければなりません。
そのきっかけに本日の記事がなれることを祈ってやみません。
現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。
そこで「野球肩革命所」では「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」を立ち上げることにしました。
「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。
一人では高額な「トレーナー」を雇うことが困難でも、「チーム単位」で行えば一人当たりは低料金で取り入れることができます。
本気でプロを目指し、本気でサポートしていきたいと考えるのであれば、早くからやればやるほど効果的です。
これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。
お問い合わせはコチラまで(「野球肩革命所チームトレーナーPJ受付フォーム