野球選手に体力は関係ないと知ろう

野球肩を治療する前に野球選手に必要な体力とは何なのかを知ろう

指導者からこんなことを言われた経験はないでしょうか。

・「あいつは体力あるんだけどな〜。でも5イニングしか持たないんだよね。」
・「ウエイトトレーニングはチームで一番なんだけど、スイングが遅いんだよね。」

あなた自身に言われたことがなくても、チームで一人ぐらいはこんな選手がいますよね。

「筋トレ」や「ランニング」が「体力」だと勘違いされてしまっている現場そのものですよね。

しかし、一般的には「長距離走を速く走ることができる人」や「重たいウェイトのモノを持ち上げることができる人」は「体力」のある人と認識されます。

しかし、上記のようなことを言われる選手の大半は、野球選手として結果を残していないので心配しないでください。

では、野球選手にとって必要な「体力」とはなんでしょうか。

実はとてもシンプルなことです。

それは、

「投手」で言えば、9回きっちり投げ切ることができる選手であり、「打者」で言えば、常にフルスイングできて9回を守り抜くことができる選手

です。

これ以外他にありません。

現在言われているような「体力」があろうがなかろうが、自分の仕事をしっかりこなすことができれば、野球選手として必要十分です。

というか必要以上に体力をつけると故障の要因にしかなりません。

投げても、打ってもバテない筋肉作りが大切だということです。

そんなバテない筋肉とは何も負荷に耐えられる筋肉のことではありません。

バテない筋肉とは

回復が早い筋肉のこと

です。

試合中であっても、どれだけ早く回復するような身体作りをできるかが野球選手の体力に大きな影響を与えます。

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