野球肩による故障は突発的な怪我とは違う
投手はシーズンOFFの間にノースローの期間を設ける選手がたくさんいます。
一年間の疲れを癒す意味で、翌年のシーズンをケガなく戦うための準備としてノースローを選択するのは間違いではないでしょう。
では、そんな選手がシーズンに向かって練習を再開するとき、どのような方法をとるでしょうか。
間違ってもいきなりピッチング練習を全力で再開することはありません。
3週間から1ヶ月半ほどをかけて徐々に体調を整えていきます。
キャッチボールや遠投を行い、ブルペンでも初めは軽く投球し、身体の調整を行っていきます。
健康な状態の投手であっても、このように長期的な期間をつかって元の状態へと肩をつくっていきます。
ましてや野球肩になってノースローを経た選手が、簡単に全力投球ができるはずがありません。
1ヶ月ほどノースローにしてしまった場合は、投球再開から少なくとも1ヶ月間は肩を元どおりにできるような調整が必要になります。
その中で、出来る限り早く、肩を痛めた前の感覚を取り戻すことに注力しなければなりません。
さらに、元通りと言っても、故障をしてしまった根本的な原因を解決しないことには再発の可能性が高いことを忘れてはなりません。
野球肩は、突発的な怪我とは異なり、痛みが出ている部分に原因はないことが大半です(『肩を痛める理由と原因~野球肩の痛みがとれない本当のトコロ~ part2』)。
痛みが取り除かれたからといって、野球肩の原因が取り除かれてはいないことを忘れないようにしましょう。
他にも詳しく野球肩や肩関節について学びたい方は以下の記事をご参考ください。
『肩を痛める理由と原因~野球肩の痛みがとれない本当のトコロ~』
『野球肩まとめ2』
現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。
そこで「野球肩革命所」では「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」を立ち上げることにしました。
「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。
一人では高額な「トレーナー」を雇うことが困難でも、「チーム単位」で行えば一人当たりは低料金で取り入れることができます。
本気でプロを目指し、本気でサポートしていきたいと考えるのであれば、早くからやればやるほど効果的です。
これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。
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