どんなストレッチをすればいいのか
さてではどのようなストレッチが適切なのでしょうか。
答えから申し上げると、
「神経」と「筋肉」の「協調性を増す運動」が最適
です。
といってもまだ具体性に欠けるので、もっと具体的に解説していきたいと思います。
「協調性を増す運動(ストレッチ)」とは、
専門的な言葉で言うと、SSC(ストレッチショートニングサイクル)とPNF(プロプレオセプティブニューロマスキュラーファシリテーション)が融合しているような運動のこと
です。
小難しい言い方をしたので簡単に言います。
「輪ゴム」を伸ばしたら縮もうとしますよね。
しかし、思いっきり伸ばしてしまうと輪ゴムと言えどいつかの段階で切れてしまいます。
つまり、
弱すぎず強すぎずといった程度のストレッチを行う
ということです。
「協調性を増す運動(ストレッチ)」とは
伸ばしたら縮もうとするけれど切れることはないという範囲内で、伸ばしたり、縮めたりを連続して繰り返す運動
のことです。
「協調性を増す運動(ストレッチ)」であれば、「神経」と「筋肉」の協調性が高まるため、「筋肉」への血流も増し素早く「筋温」を高めることもできます。
この「協調性を増す運動(ストレッチ)」以外(世間一般に広まっているストレッチ)は体が悪くなる要素を多く孕んでいます。
例えば「スタティックストレッチ(静的ストレッチ)」や「ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)」と言われる「ストレッチ」です。