野球肩・肩のケア

野球肩は親が防ぐ!野球選手の親なら知っておきたい肩関節の特徴

野球肩は親が防ぐ!野球選手の親なら知っておきたい肩関節の特徴

「野球肩革命所」は「野球肩」で選手生命を終えてしまうような選手が一人でも減らすことを使命として立上げました。

そして「野球肩」を防ぐためには、「ケア」や「メンテナンス」の方法を知ることや、体に負担がかかりにくいフォームを手に入れることが必要です。

しかし、それらを知るためには、どうしても人間の体の構造の知識を少しでも知っておく必要があります。

少し難しい内容かもしれませんが、「肩関節」の特徴を知っておきましょう。

とくに野球選手をお子さんにもつ親御さんは必ず知っておいてください(『お父さん・お母さんにしか子どもの肩は守れない ~野球肩の原因を知る~』)。

「肩関節」は「不安定」なことが「大切」

「肩関節」とは、非常に「不安定」な「関節」です。

しかし、その「不安定さ」こそが、「肩関節」の「役割」の「重要性」を実現しています。

「不安定」を「大切」だと解釈することはあまりないような気がします。

「肩関節」は「多軸関節」と言われるほど様々な動きを実現しています。

その自由な動きは、「不安定」な「関節」構造をしているため実現できています。

「肩関節」が今の人間のように「不安定」でなければ、「ボール」を投げることすらままならないでしょう。

つまり、

野球選手は「不安定」な構造の「肩関節」のお蔭で野球のプレーができている反面、無理をさせやすいため「故障」のリスクと隣り合わせで野球をやっている

ということです。

ここで一つ注意しなければならないのは、「不安定」と「柔軟性がある」ということは別の話だとご理解ください(『【野球肩の対策】肩関節が柔らかいから大丈夫・・・は嘘?!』)。

やみくもに可動域を広げればパフォーマンスが上がったり、故障のリスクを下げるわけではありません。

むしろ逆効果なことさえあります・・・と「柔軟性」に関わる部分は本題とそれるので別記事でご確認ください(『【野球肩の対策】肩関節が柔らかいから大丈夫・・・は嘘?!』)。

肩関節は不安定だからこそ自由な動きを実現する

こんなイメージをしてみてください。

ちょうどゴルフのティーアップの際のティーの上に乗ったボールです。

ボールとティーの受け皿の関係が肩関節のイメージに似ています(『【野球肩への対策】ボールアンドソケットって知ってる?』)。

少しでも「ボール」に触れると、「ボール」は「ティー」の上から落下してしまいますよね。

でも、その「不安定さ」のおかげであらゆる角度へ「ボール」を打つことができています。

「肩関節」はちょうど「ゴルフボール」と「ティー」の関係に似た状態になっています。

「ボール」が「上腕骨頭」で、「ティー」が「肩甲骨」と同じ状態です。

この不安定な状態を「靭帯」などの「軟部組織」で、可能な限り安定するようにサポートしています。

こんな「肩関節」の状態で「140km/h」以上の「ボール」を投げているというのが、尋常ではないことをご理解頂けたでしょうか。

いつ外れてしまってもおかしくないような気がしてきませんか?

しかし、「肩関節」が不安定であるからこそ、人体一の可動範囲を実現し、人間の腕の自由な動きも実現してくれています。

もし、この「肩関節」が、「肘」や、「膝」の関節のような形状だったとしたら、野球というスポーツは生まれていなかってしょう。

というよりも腕を振るようなスポーツはまず存在しなかったでしょう。

つまり、野球選手である限り、「肩関節」の「不安定さ」による故障のリスクは避けることができず、恩恵である「可動範囲」を使うしかありません。

肩関節が不安定でも野球肩を防ぐために必要なこと

この「肩関節の不安定さ」を知った上で、野球選手にとって考えなければいけないことがあります。

それは

「肩関節」の自由度は残しておきながら可能な限り安定させること

です。

と言った話をすると、真っ先に「チューブトレーニング」のような「トレーニング」や「筋トレ」を思い浮かべるかとは思いますが、間違っても行わないでください。

これは全くのデタラメです。

「トレーニング」や「筋トレ」によって安定させると、自由度を損なうことになり、パフォーマンスを低下させ、別の部分への負荷が増すだけです。

では、どのようにすればいいのでしょうか。

それは、

「肩関節」が安定する「軸」を形成するために、「関節」の「ポジション」を適切に取ること

です。

故障のリスクを減らしながらパフォーマンスを高めるには、肩周りの筋肉ばかりに頼るのではなく、もっと根本的なところから改善する必要があります(『野球肩への対策はパフォーマンスを高める! ~「肩関節」のケアには「下半身」を緩めること~』)。

肩関節を安定させるために存在する「インナーマッスル」や「関節周囲の軟部組織」は、鍛えることとは別の「本来の働き」というのがあります。

「チューブトレーニング」や「筋トレ」とは、その本来の働きを奪う行為です(『インナーマッスルがなぜ大切か知っていますか? ~よく分からず鍛えている人ばかりの野球界~』)。

「肩関節」がそもそも「不安定である」という意味をよく考えてみましょう。

「肩関節」は「不安定」でなくては意味がないのです。

そうすれば「チューブトレーニング」や「筋トレ」などが、故障リスクを下げることにつながらないことが理解できるはずです。

「野球肩」を防ぐための第一歩は、「肩関節」が不安定であることを受け入れ、自分の身体とどう向き合っていくのかを考えることから始まります。

現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の身体に関する知識を勉強できる場所がありません。

そこで「野球肩革命所」では「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」を立ち上げることにしました。

「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。

一人では高額な「トレーナー」を雇うことが困難でも、「チーム単位」で行えば一人当たりは低料金で取り入れることができます。

本気でプロを目指し、本気でサポートしていきたいと考えるのであれば、早くからやればやるほど効果的です。

これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。

お申込みはコチラまで(詳細は『野球肩革命チームトレーナープロジェクト』)。

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