野球肩を治療する前に勉強しましょう。
野球選手、特に投手は他の野手などに比べ、体のことを知っておかなければなりません。
なぜなら、投手は野球肩という野球人生を終わらせるのには十分な故障がいつも隣り合わせでいます(『投手の全ては野球肩予備軍だから上手くなる』)。
当然ながら野球肘といった他の故障も待ち構えています。
そのため、至るところまで気を配りケアを怠らずに、常に身体の状態を良い状態に保てるようにコンディションを調整する必要があります。
しかも同時に、野球選手としての上達をするために身体を酷使しなければなりません。
右を見ながら左を見ろと言われているような状況です。
それにも関わらず、野球選手の大半は身体の知識を勉強する機会がほとんどなく、そもそも勉強する気もない人がほとんどです。
学校の勉強嫌いの人が多いのは理解します。
なぜなら私もその一人だったので(笑)
しかし、野球のパフォーマンスを高めるためには必ず「身体の知識」が必要になってきます。
このことを当時の私に納得する形で伝えられたら間違いなく勉強をしているでしょう。
勉強で野球が上手くなるならいくらでもやっていました。
しかし、そんな大切なことを伝えられる人が野球界には皆無といっていいでしょう。
そんな人がいないなら・・・そのきっかけの記事になりたいと言う思いを持って記していきます。
まずは皆がお年寄りになるまで見落としがちな「関節」について解説していきたいと思います。