投手が肩関節を大切にすべき本当の理由

大半の投手が肩関節を大切にすべき理由を間違える

野球選手にとって、とくに投手にとって肩関節や肘関節が大切であることは言うまでもありません。

必ず「投げる」という動作に必要な関節であるため、肩関節や肘関節が適切に動かないことは野球選手にとって致命的であると言えます。

そのため、野球選手は人一倍に肩関節や肘関節のことを気にしています。

分かりやすい所で言えば、練習後のアイシングや入念なストレッチ、人によっては利き腕に荷物を持たないようにしている人もいるでしょう。

しかし、これだけは断言できます。

それは

日本人の野球選手は肩関節を大切にする意味合いを根本的に間違っている

ということです。

本当の意味で肩関節を大切にする意味合いを理解していないと全ての対策は無意味、どころか弊害にさえなっています。

アイシングは野球肩の対策にはなっていません(『アイシングは野球肩の対策にはならない』)。

ストレッチは野球肩の対策になりません(『野球肩を治療する前に肩のストレッチのデメリットを知ろう。』)。

インナーマッスルを鍛えれば野球肩の対策になるわけではありません(『インナーマッスルがなぜ大切か知っていますか? ~よく分からず鍛えている人ばかりの野球界~』)。

そもそも肩関節の構造も知らないのに対策をしようとしていること自体が間違っています(『野球肩対策のために肩関節について学ぼう vol.1』)。

では、肩関節を大切にするために何を考えればいいのでしょうか。

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