野球肩の痛みがとれない本当のトコロ
野球人生において、野球人生を終わらせる多くの理由に「野球肩」の存在があります。
特に投手はほとんど、肩か肘の怪我を長く続ければ続けるほど経験します。
しかし、スポーツにおいても、一般生活においても、怪我や病気というのは一度なるまで、意識というのは向けにくいものです。
しかし、絶対といってもいいぐらい悩まされる可能性のある「肩」の痛みに対して、なんとか早急に知識をもってもらいたい、という思いで、今回の連載記事を3つに分けて記します。
現状、「肩」の違和感を感じている方はもちろんのこと、できるだけ痛みが発生する前に読んで頂きたいので、できるだけ多くの方への情報共有お願い致します。
PART01:肩の痛みレベルを分類
PART02:肩を痛める理由と原因
PART03:肩のケアとメンテナンスについて
PART01:肩の痛みレベルを分類
では、第1話目として、肩の痛みレベルを分類したいと思います。
自分がどの段階に位置しており、その段階に合わせた対処が必要になってきます。
この分類は、一般的な医者ではなかなかお目にかかることはできないと思います。
医療は、「問題なし」、「投球禁止」、「手術」の3つしかないからです。
この3つでは野球肩の対策としては不十分です。
結論は手術しかなく、根本的な原因究明につながりません。
これは医療関係者の大半が、実際に野球肩の痛みを感じたことがないので理解しようとしても無理があるため仕方がない部分もあります。
それでは、分類していきましょう。
野球肩の痛みは以下の4分類で判断することをおススメいたします。
【1】違和感を感じた
【2】投げることが苦痛になってきた
【3】まともに投げれなくなった(暖まれば投げられる状態)
【4】塁間も届かなくなった
数字が大きくなればなるほど、症状が悪化しています。
【1】〜【2】は日常生活に支障はきたしません。
【3】にまで至ると日常生活にやや支障がでてきます。
【4】まできてしまうと、歯磨きや、髪の毛を洗うだけで痛みが出るようになります。
また仮に野球を辞めた後でも、【3】以上は日常生活で痛みが出るときがあり、【4】以上になると半永続的にあるポジションで痛みを感じ続けることになります。