「肩関節」の適切なポジショニングとは
とはいえ「反射」を操るといっても、反射自体も無意識下で行われていることなので、またもや難題にぶつかります。
では、具体的にどこを変えていけば良いのかを考える前に、肩関節が投球時にどのような状態にあればいいかを考えましょう。
「肩関節」や「肩甲骨周りの筋肉」の構造を考えると、
「肩甲骨」の受け皿にあたる部分の中心で、「腕の骨」の頭の中心がしっかり合っている状態を創る
必要があります（『【野球肩への対策】ボールアンドソケットって知ってる？』）。
「肩甲骨周りの筋肉」が柔らかくても、投球時に上記の状態でなければ、故障リスクを高めることになります。
いわゆる「野球肩」の危険性が高い状態です。