野球肩を治療する前に野球肩と肩の柔軟性が関係ないことを知ろう

「肩関節」の適切なポジショニングの作り方

では、「肩甲骨」の受け皿の中心と、「腕の骨」の頭の中心を一致させるにはどうすればいいのでしょうか。

しかし先ほども記した通り、これは「反射」によって行われているため、意識的には行えないので、身体の機能に任せることになります。

その方法とは、

自分の感覚を信じること

です。

適切に中心にあるとかないとかを判断する方法は、自分の感覚を研ぎ澄ますことができれば感じることが必ずできます。

そのため自分の感覚を大切にするべきだです。

こんなことを言うと、全投手がやっているではないか・・・と思われるかもしれません。

しかし、

本当に自分の感覚でやっていますか?

何か野球界の常識のようなものに縛られていないでしょうか。

人の体は人それぞれ異なります。

そのため、同じ方法を用いれば同じ効果が生まれるわけではありません。

仮に、絶対的な方法を言われたとしても、自分の身体に違和感を感じるのであれば、その感覚の方が正解です。

「肩関節」は、「腕の骨」の動きによって、引っ張られながら動いていますが、バランスも大切で、連携がうまくできないと「体幹」から「末梢」への力の伝達ができません。

「肩甲骨」と「腕の骨」の動きは密接な関係性があり、どれか一つでも条件が欠けてしまうと一気に故障のリスクが高まってしまいます。

「肩甲骨」が適切に動けばいい、「肩関節」が柔らかいからいい、というような単純なものではありません。

柔らかくても縮んで欲しい時には縮み、緩んで欲しい時には緩むという条件が大切だということです。

人間の体は一点だけを見ても何の解決にもなりません。

何を見るにしても必ず全ての連携を意識して考えましょう。


現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。

そこで「野球肩革命所」では「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」を立ち上げることにしました。

「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。

一人では高額な「トレーナー」を雇うことが困難でも、「チーム単位」で行えば一人当たりは低料金で取り入れることができます。

本気でプロを目指し、本気でサポートしていきたいと考えるのであれば、早くからやればやるほど効果的です。

これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。

お問い合わせはコチラまで(「野球肩革命所チームトレーナーPJ受付フォーム」

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