野球選手に必要な「動作」において筋力量は測れない
筋力に関しても
筋力は筋肉の横断面積に比例する
という科学的根拠があるので太くすれば力を発揮すると考えられています。
しかし、この科学的根拠にはある点が抜け落ちて考えられています。
それは
「動作」に置き変えた時にはあてはまらない
ということです。
先ほどの科学的根拠は、筋肉を一つ体から取り出し、電気刺激を与えて収縮した時の力のデーターが根拠となっています。
それに対して純粋な筋肉量を増やせば、筋力が増加し、一つ当たりの筋肉の力が増加していることに間違いないでしょう。
しかし、「運動」や「動作」というものは
様々な筋肉、関節、神経の絶妙なバランス、地面に接地している足の裏からの力などを、複合的にできるだけ力のロスなく伝達できるかどうか
によって総合の力に変化がでてきます。
これは現状の科学では測定できていません。
スイングスピードが速ければ打球が遠くまで飛ぶわけではありません(『バッティングにスイングスピードはいらない』)。
ベンチプレスをいくら持ち上げられてもスピードボールが投げられるわけではありません(『ある投手がたった2年間で球速を25km/hもあげられた理由』)。
細くても、パワフルなスイングをしたり、スピードボールを投げたり、故障しにくかったり、などという選手が存在する理由を考えましょう。
その一つのヒントが「柔軟性」と「しなやかさ」の違いなので、今一度考えてみましょう。
現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。
そこで「野球肩革命所」では「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」を立ち上げることにしました。
「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。
一人では高額な「トレーナー」を雇うことが困難でも、「チーム単位」で行えば一人当たりは低料金で取り入れることができます。
本気でプロを目指し、本気でサポートしていきたいと考えるのであれば、早くからやればやるほど効果的です。
これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。
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