野球肩を治療する前に痛くなった瞬間・場所ばかりを見ないようにしよう
野球などのノンコンタクトスポーツであっても、外傷が発生することがあります。
外傷は、基本的に偶発的な要因が多いため対策のたてようがありません。
しかし「傷害」は、突発性の故障ではなく、日常の中で酷使した結果として発生するため、ある程度の予測をたてることができます。
ラグビーのように突然ぶつかって骨が折れたなどという怪我は野球にはほとんどありません。
故障しそうな部分のケアを日々行えば、野球でおきる故障の大半は未然に防ぐことができます。
つまり、本来は野球肩などで野球人生を終わらせてしまう選手が多いという現状は、ある意味では不思議な状態であるとも言えます。
なぜこのようなことが起きているかというと、
痛いと感じた時が故障と考えている人が多いから
です。
また、
痛みが出た部分に故障の原因がある
と考えているからです(『野球肩を治療する前に野球肩の原因が肩にはないことを知ろう。』)。
本文で触れてきたように、野球選手の故障の9割は「傷害」によるものです。
つまり、
野球選手の怪我というのは痛めた時が故障ではなく、常にその予備軍として存在し、小さな故障が大半の選手で既に始まっている
と解釈するのが正しいのではないでしょうか。
野球選手は肩を痛めてボールが投げれなくなると存在する意味がありません。
チームにも迷惑がかかり、そして一番辛いのはもちろん・・・選手自身です。
そんなことにならないためにも、1日10分でも構わないので負担がかかっていそうなところ(肩や肘)のケアを行ってみましょう(『 野球肩を治療する前に投手の肩は休むだけでは完全回復しないことを知ろう。』)。
私の踏んだ轍をわざわざ皆さんが踏む必要はありません。
過去にもメンテナンスに関わる記事は上げているので参照してみてください。
野球肩革命所で伝えるケアやメンテナンスの良いところは何も、故障の予防だけではなく、身体の知識を得ることでパフォーマンスの向上にもつながるように記しています。
ケアやメンテナンスに負のイメージをもたれているかもしれませんが、そんなことは決してありません。
一度、自分の身体で体感してみてくださいね。
その他、野球肩についてもっと詳しく学び、ケアをしながらパフォーマンスを向上させていく情報を知りたい方はコチラをご確認ください(『野球肩が治らない人は必読~対処法・予防法まとめ~』、『肩を痛める理由と原因~野球肩の痛みがとれない本当のトコロ』)。
現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。
そこで「野球肩革命所」では「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」を立ち上げることにしました。
「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。
一人では高額な「トレーナー」を雇うことが困難でも、「チーム単位」で行えば一人当たりは低料金で取り入れることができます。
本気でプロを目指し、本気でサポートしていきたいと考えるのであれば、早くからやればやるほど効果的です。
これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。
お問い合わせはコチラまで(「野球肩革命所チームトレーナーPJ受付フォーム」)!