野球肩の中の痛みを自分でできるチェック方法と治療方法

野球肩の中の痛みがある野球選手の特徴

野球肩によって肩関節の中の痛みを訴える選手は、肩関節の前方の痛みを訴える選手と同じくらい多い症状です。

投球時に、肩関節が外れてしまいそうなほどの激痛や、肩関節がゆるゆるになったような錯覚を感じ、入浴時の頭を洗う時、朝晩にやる歯磨き等でも肩内部に痛みを感じることがあります。

野球肩によって肩関節に痛みを感じる場合には、症状として重症であることが多く、病院に行って検査をすると、「腱板周囲炎」や「腱板損傷」と診断されることが多いでしょう。

その結果、ノースローを言い渡され、一定期間ボールも握ることができるなくなります。

野球肩によって肩関節の中の痛みや前方の痛みを訴える場合、治癒するまでに時間を要するケースが多く、引退せざるを得ないケースになることも少なくありません。

また、仮に完治したとしても、全盛期と程遠いパフォーマンスしか発揮できるくなることが多いでしょう。

そのため、野球肩の中でも特に注意し、痛みが出る前に違和感が出た段階ですぐに対策するようにしましょう。

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野球肩で中の痛みを感じる選手の対処方法

野球肩で肩関節の中に痛みを感じた場合、多くの原因はインナーマッスルが傷がつき、肩関節の安定性が損なわれ、安定を図る役割を果たす軟骨の一つである「関節唇(かんせつしん)」に損傷をきたしていることが多いでしょう。

肩関節の中に違和感や痛みを感じる場合には、「棘下筋(きょっかきん)」を調整することで改善するケースが多く見られます(『野球肩を治療する前に肩周りで投手にとって最も大切な筋肉を知れ』)。

チームメイト、家族に棘下筋をやや長めに刺激をしてもらい、適切に働くように調整してもらってください。

また、棘下筋を調整することで、痛みが軽減するのであれば、肩関節のインナーマッスルのバランスが良好な状態ではないということの証明と言えます。

ある一定期間のノースローを行うことで損傷を回復させながら、インナーマッスルのバランスを整え、同時に最大の原因である「下半身の使い方」を改善していきましょう(『野球肩を本気で防ぎたければ肩ばかり気にしていては意味がない』)。

間違っても、走り込みを増やしたり、インナーマッスルを鍛えようとは思わないでください。

さらなる悲劇が待っているでしょう(『インナーマッスルを鍛えることのデメリット』)。

他にも詳しく野球肩や肩関節について学びたい方は以下の記事をご参考ください。

野球肩が治らない人は必読~治療法・予防法まとめ~

肩を痛める理由と原因~野球肩の痛みがとれない本当のトコロ~

野球肩まとめ2


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