野球肩を防ぎたければ肩甲骨をチェックせよ!
先日の記事『野球肩を治療する前に肩関節のチェック方法を知ろう。』 にて、肩甲骨の簡単なチェック方法をご紹介しました。
本日はその続編です。
本日ご紹介するチェック方法も2人1組で行います。
できればチェックしやすくなるので上半身は裸の方が良いでしょう。
まず、チェックされる側の選手は、チェックする側の人に対して背を立ちましょう。
その態勢から両腕を、体の外側より、ゆっくり挙上していきます。
その際にチェックポイントが2つあります。
【1】肩甲骨下角(かかく)が動き始める時の左右差
【2】目一杯腕が挙上された時の、左右の肩甲骨のポジション
肩関節は、腕の骨が120度動き、肩甲骨が60度動くことで完全に真上まであげることができる構造になっています。
つまり、【1】と【2】を見れば、肩甲骨周りの疲労度合いや不適切な挙動を確認することができます。
このチェック方法で、「肩甲骨の動き」、「ロ—テーターカフの筋肉のバランス」などのチェックが可能になります。
肩関節の障害(つまりは野球肩)は「肩甲骨」といった周囲の骨や、その他の骨、筋肉が大きな要因になるためチェックを怠ってはいけません。
肩関節ばかり見ていても何の解決にもならないことを理解してくだい。
野球肩はひとたび陥ってしまうと簡単に抜け出すことができない故障です(『野球肩は治らないという覚悟を持って身体のケアをしていますか?』)。
他にもチェック方法をご紹介しているので定期的にチェックするようにしましょう(『野球肩を未然に防ぐための肩関節のチェック方法』)。
野球肩を防ぐための簡単なケア方法を知りたい方はコチラをご確認ください(『お父さん・お母さんにできる子どもの野球肩を防ぐケア方法』)。
野球肩についてもっと詳しく学び、ケアをしながらパフォーマンスを向上させていく情報を知りたいkたはコチラをご確認ください(『野野球肩が治らない人は必読~対処法・予防法まとめ~』)。
現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。
そこで「野球肩革命所」では「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」を立ち上げることにしました。
「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。
一人では高額な「トレーナー」を雇うことが困難でも、「チーム単位」で行えば一人当たりは低料金で取り入れることができます。
本気でプロを目指し、本気でサポートしていきたいと考えるのであれば、早くからやればやるほど効果的です。
これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。
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