野球肩の前の痛みを自分でできるチェック方法と治療方法

野球肩で前の痛みがある人は棘下筋を治療せよ

野球肩で前に痛みがある場合、肩甲骨側から腕の骨に着く付近での痛みの発生が大半です。

そんな場合には、棘下筋に中くらいの刺激を与えてみてください。

刺激とは、押圧することでもいいですし、棘下筋を動かすようなトレーニングを行なっても問題ありません。

それだけで痛みが軽減したり、一時的にでもなくなった場合は、棘下筋が適切に働ける状態を作ってあげれば、痛みは改善していきます。

棘下筋への治療方法はこちらをご確認ください(『野球肩を治療する前に肩周りで投手にとって最も大切な筋肉を知れ』)。

ただ、一点気をつけた頂きたいことは、肩関節に痛みが出ている原因がインナーマッスルである棘下筋によるものだからと言って筋トレをしようとすることです。

インナーマッスルに原因があるからと言って、筋肉的に弱いという意味ではなく、適切に機能していないだけです。

そのためチューブトレーニングなどで鍛えるのではなく、調整してやる方法を考えなければなりません(『インナーマッスルを鍛えることのデメリット』)。

他にも詳しく野球肩や肩関節について学びたい方は以下の記事をご参考ください。

野球肩が治らない人は必読~治療法・予防法まとめ~

肩を痛める理由と原因~野球肩の痛みがとれない本当のトコロ~

野球肩まとめ2


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