家族で行う肩関節へのホームケア方法
「スポーツ」なかでも「野球」という競技は、親御さんのサポートが大きい選手ほど活躍する傾向にあります。
そこで「野球肩」にならないためのホームケアも日頃から「お父さん」や「お母さん」にしていただきたいと思います(もちろん選手同士で行ってもOKです)。
一つ注意して頂きたいのは、今からお伝えする「ホームケア」方法は【入浴後】に行う方法であることです。
では内容を解説していきます。
以下の「4つ」を「5分」ずつ計「20分」間、「一日置き」あるいは「毎日」行ってください。
1.まず「仰向け」に寝かせ、「利き腕」を持ちながら「肩」をゆっくり踏みます。その後、踏んだ足をゆっくり揺らします。力の目安としては、お子様が肩の後方が気持ちいい感じがする程度で踏みます。
2.次に「うつぶせ」になり、「利き腕」を下げ、腕の下に座布団を入れ、「二の腕」を「肩」の後方から「肘」にかけてゆっくり踏みます。「二の腕」の「内側」を中心に踏むようにしましょう。
3.そのまま「うつぶせ」の状態で、「利き腕」側と反対の「太もも」の後ろを踏んであげてください。ジワーっと圧をかけていき、痛気持ちいくらいの圧をかけます。「お尻」の下から「膝裏」の上くらいまで圧を順にかけていきます。
4.最後に再び「仰向け」になり、「利き腕」側と反対の「足」を持って、少し引っ張りながら、「足首」を「牽引」します。その後、足首を軽く回し、横に、前後に曲げて、「足首」の「関節」をゆるめていきます。
以上の4項目を行ってあげてください。
たったこれだけの、かなりの多くの選手の「野球肩」を防ぐことができます。
これらのケアで「太もも」をケアしていることに意外性を感じるかもしれませんが、野球肩は上半身ばかりを見ていると防ぐことはできません。
そういった点は知識を持っていれば理解できるかもしれませんが、知らない人にとっては不思議でしかないでしょう。
これからの野球選手は
身体のケアと回復が適切に行うことができれば上達する
のは間違いありません。
他のケアに関しては以下の記事をご参考ください。
『お父さん・お母さんにもできる野球肩を防ぐマッサージ方法【図解付き】』
『野球肩を本気で防ぎたいなら肩を温めた方が良いのは当たり前/アンチアイシング』
『肩関節に違和感を感じ始めたら野球肩を防ぐためにやるべきこと』
現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。
そこで「野球肩革命所」では「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」を立ち上げることにしました。
「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。
一人では高額な「トレーナー」を雇うことが困難でも、「チーム単位」で行えば一人当たりは低料金で取り入れることができます。
本気でプロを目指し、本気でサポートしていきたいと考えるのであれば、早くからやればやるほど効果的です。
これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。
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