非常識

お父さん・お母さんが子どもの野球肩を防ぐケア方法~上腕三頭筋編

野球肩は親子で防いでいくしか方法がない

野球肩を本気で防ぎたいなら肩関節ばかりを見ていてはダメだと再三お伝えしてきました(『野球肩を本気で防ぎたければ肩ばかり気にしていては意味がない』)。

さらに、どうしても選手は視野が狭くなってしまうことが多いため、周囲の人間が、なかでも親が子どもの肩を守ってあげるしかないともお伝えしてきました(『お父さん・お母さんにしか子どもの肩は守れない ~野球肩の原因を知る~』)。

野球肩の原因はその他の部位の疲労が、最も無理のしやすい(できる)関節である肩関節に負荷がかかりすぎて発生しているケースがよくあります。

そこで本日は、野球選手が投球すると疲労しやすい筋肉の一つである「二の腕」をご両親がケアできる方法をお伝えしたいと思います。

二の腕の疲労が野球肩や野球肘につながる

ところで、二の腕といっても筋肉は一つではありません。

本日ケアする筋肉の名前は「上腕三頭筋」です。

下記の図の黄色で囲まれた部分にあたる筋肉です。

この「上腕三頭筋」は、投球の際には、加速期(アクセレレーション期)に伸張しながら収縮を始め、その後に収縮しながら短縮するという使われ方をしています。

細かいことはあまり気にしなくてもいいので、そういうものだと知っておくぐらいで十分です。

「上腕三頭筋」はアクセレレーション期に疲労がたまりやすく、気づかずに疲労が蓄積されると、「肘」の内側や、「肩関節後方」への痛みにつながってくるケースがよくあります。

そのため「痛み」となる部分は他の部分であることが多いため、「上腕三頭筋」の疲労に気づいていない人が多いのでしょう。

しかし、「上腕三頭筋」は肩回りの故障に大きく関わってくる「筋肉」なので入念なケアが必要になってきます。

何らかの「痛み」が出てきてからでは改善されるまでに時間がかかってしまうため、「痛み」が出るその前に何らかの対策をうっておく必要があります。

お父さん・お母さんが子どもの野球肩を防ぐケア方法~上腕三頭筋編

では、「上腕三頭筋」を親子でケアしていく方法をお伝えしていきます。

まず、お子様をうつ伏せに寝かせましょう。

この時、両腕とも下げた状態にしましょう。

その状態から両方の肘をやや外側に開いていき、両方の腕が「く」の字になるぐらいまで開きます。

次に投球する側の肩と肘の下に座布団などをしいたら準備は完了です。

準備が整えば、できるだけ肩に近い部分(上腕の上部)を、肩関節に入るように軽く体重をかけていきながら足で踏んでいきます。

踏むときにの足は側面(小指側のアウトエッジ)を使うとやりやすく効果的です。

この足踏みケアを5分ほど行いましょう。

すると効果はすぐに感じられるはずです。

「二の腕」をケアしたはずなのに「肘」や「肩」が軽く感じるようになっていることに気づくはずです。

今回の「二の腕」のケアのように、「痛み」が出ている部分に何らかのケアをしても焼け石に水なことがご理解頂けたでしょうか。

人間の身体は連動して動いています。

「痛み」が出やすい部分はたまたま負荷がかかりやすい部分であるか、損傷しやすい部分であることが大半です。

野球選手は身体が資本です。

親子でできるだけ人間の身体の構造について学ぶ機会を持ちましょう。

すると身体をケアするだけではなくパフォーマンスの向上にもつながっていることに気づくはずです。

他のケアに関しては以下の記事をご参考ください。

親子で守る子どもの野球肩対策~肩関節のケア方法

お父さん・お母さんにもできる野球肩を防ぐマッサージ方法【図解付き】

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野球肩を未然に防ぐための簡単なチェック方法

肩関節に違和感を感じ始めたら野球肩を防ぐためにやるべきこと

野球肩が治らない人は必読~対処法・予防法まとめ~


現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。

そこで「野球肩革命所」では「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」を立ち上げることにしました。

「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。

一人では高額な「トレーナー」を雇うことが困難でも、「チーム単位」で行えば一人当たりは低料金で取り入れることができます。

本気でプロを目指し、本気でサポートしていきたいと考えるのであれば、早くからやればやるほど効果的です。

これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。

お問合せはコチラより(問合せフォーム)。

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