ある投手がたった2年間で球速を25km/hもあげられた理由

ある投手がたった2年間で25km/hの球速を上げた右胸、右肩前トレーニング方法

では、次に右胸、右肩前のトレーニング方法に関してみていきましょう。

前述した通り、「右胸前面」、「右肩前面」の筋肉が「連動」するように働くことを意識した上でトレーニングしましょう。

またそれらの筋肉が引き伸ばされた際に「短縮」しようとする機能を活かしながら、その機能にプラスαの少しの力を加えられるようなトレーニングをしましょう。

分かりにくくなった人はゴムのイメージを思い出してください。

まず、右上45度前後に腕を上げ、手のひらを壁につけ、体を左方向に回していきましょう。

すると、右の胸と肩の前面が引き伸ばされるポイントがあります。

この「動作」に反動をつけて行うと、該当の筋肉が引き伸ばされた後に、元のポジションに戻ろうという動き(短縮)が起きます。

その短縮の瞬間に少しの力を加えましょう。

すると手のひらが壁から離れるような力がうまれるはずです。

この一連の動作を繰り返すことで、右胸、右肩前側をトレーニングすることができます。

何度も言いますが、あくまで身体の使い方を習得するだけで、筋肉を肥大化させることを考えてはいけません。

このトレーニングのポイントは筋肉が短縮する瞬間を感じることと、その短縮に+αの力を加えるトレーニングです。

これこそがまさに投手に必要な身体の使い方を知ることです。

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